シノビガミ楽しかったよ!

昨日はTRPGサークルの活動日。

ソードワールドのキャンペーンをお休みして、単発のシノビガミセッションだった。

GMの私も含めた全員、シノビガミは未経験である。

どうなることやら大丈夫だろうかと、ドキドキしながらの開始だった。

キャラメイク

まずはキャラメイクから。

ハンドアウトを選んでもらい、流派を選択。

キャライメージから適当に特技を取ってもらった。

そして、サンプルキャラクターをベースに、忍法を選んでもらう。

ゲームシステム自体が始めてなので、やはり戦闘での攻撃系に偏る傾向があったかも。

 

今回は、全員キャラ名をランダム表で決めた。

うち一人のキャラは「國巣(くず) 咬尉(かむい)」という名前を引き当て、異様に盛り上がった。

かと思えば、「加藤 薊(あざみ)」という普通の苗字のキャラができたり。

もう一人は「鬼哭(きこく) 天膳(てんぜん)」というカッコイイ名前になった。

 

名前とハンドアウト(この人はこういう使命があって、こんな秘密があります、という設定)から、個性あふれるキャラたちができあがった。

舞台は仙台、ヒロインはローカルアイドル

本当なら、セッション独自の町を創作したほうが良かったのだろうが。

なんとなく、舞台を仙台にした。

小道具がそろってるから、イメージしてもらいやすさを優先した。

当然、この物語はフィクションであり、実際の人物・団体・組織等とは関係ない。

 

仙台のローカルアイドル・ひまりと、人心を操る宝「夜叉の瞳」。

アイドルと宝が交差し、街が少しずつ、異変に侵されていく。

プレイヤーたちはそれぞれの使命と秘密を携え、街に起こった異変を調査していく。

彼らは無事、目的を達成することができるのか!?

 

みたいな。そんな話。

今回は「協力型」シナリオにした。

最初から「対立型」や「バトルロワイヤル」シナリオだと、プレイヤーたちの達成感とか大丈夫かなぁ・・・という懸念があったため。

使命として敗者になっても、セッション全体としてみんなでどう楽しむかが、このゲームを楽しくやるポイントでもあると思う。

ゲームの雰囲気をつかんでもらうことが第一目的だったため、今回はゆるくてもOKであると判断した。

 

リプレイ的なものは許可を取っていないので書かないが、最終的にキャラがすごい立っていた。

超シスコンと超ドルオタと、その二人に篭絡されているマジメ女子。

プレイヤーは時にGMの予想の上を行く。GMをやっていると、それが楽しい。

とは言っても、「ゴブリンを兵糧攻めにします」というのは、困るんだけどね。

GMを完遂した安堵とシステム自体の感想

できること・できないこと、ゲームの進めかたなど、最初は超説明をしながらの進行だった。

基本的に、NPCを含めキャラクターの「秘密」を獲得することと、感情を結ぶ(あるいは感情を抱かせる)ことで、ゲーム自体は進行すると解釈している。

リプレイ1つ読んだだけなので、実はそんな理解しかしていない。

あとからWebリプレイなるものを発見したので、もっと前に発見しておけばよかったと後悔している。

 

実際にこのゲームを楽しむためには、ロールプレイが重要だ。ロールなしでこのゲームは楽しめないと思う。

ルルブ(=ルールブック)のリプレイではさらっとやっているが、実際やってみるとなると「えー、なにしたらいいのかなぁ」と最初はなるのかも。と思っていたら、実際ちょっとなった。

1サイクル目の最初のシーンとか、プレイヤーたちは戸惑ったように思う。が、「おまいらの中二を存分に発揮するのだー」「やりたいシーンを言って、呼びたいキャラやNPCをシーンに出したりできるぞ!」と何度かお知らせすることで、最後のサイクルは好き放題だったように思う。

ある意味、おさえるところはおさえつつ、好き放題ロールしてもらうほうが最初はちょうどいいかもしれない。

 

システム自体は、慣れれば簡単。各プレイヤーにも「慣れれば簡単でわかりやすい」と感想をもらえた。

テンポも良いし、ロールが長引いても大したことはないのかも。

ソードワールドばっかり(人によってはそれしか知らない)な感じだったので、良い刺激になったのではないかなぁと思っている。

 

GMとしては、最初は安堵。

解散したあとから、「おわー楽しかったぁー」とじわじわ来た。

いつもと違うシステムで、アレコレ考えながら模索しながらやるのは、やはり非常に楽しい。

次回はプレイヤーで参加できるので、女子高生をやる予定でワクワクしている。