先週末のシノビガミはプレイヤーだったのですよ

そうそう、ずっと書いてなかった。

そろそろ書かなきゃーと思っていたけど、なかなかパワーが足りなかったのである。

なぜなら、今回は8月末にやったTRPGシノビガミのセッションの話題だからだ。

TRPGは大好きだし、今回のセッションも大変楽しく遊んだのだが、いかんせん何をどう書こうかというのは頭をヒネる必要があるのだ。

そんなわけで、はじまりはじまり~。

くにおくんの大運動会」

今回のGMはセンスと才能の塊だと私は思っている。

元々、絶対上手いだろう、ハマるだろうとふんで勧誘し、サークルに参加してもらったメンバーだ。

GM2回目なんて嘘だと本気で思うほどに、1回目の時も2回目(今回)の時も、NPC作りも構成力もすばらしい。

これで進行の仕方が完璧になったら、完全に追い抜かれるんじゃないかと戦慄するほど。

 

そんなセンスと才能の塊のGMが繰り出してきたシナリオタイトルは、「くにおくんの大運動会」だ。

もうあれだ、ファミコンの画面が脳内にちらついてくる。

一応NPCの名前は「国夫」だったのだが、音声で会話しているかぎり脳内では「くにお」で再生される。

 

忍術学園の運動会が、今回のシチュエーション。

学生に一人ひとつずつ与えられたリストバンドを一番集めた人が優勝、という、一見バトルロワイヤルのように見えるシナリオだが・・・。

実際は違うんだぜヘイヘイ!という仕掛けが、秘密が明らかになるにつれてわかってくる。

 

今回の私のキャラは、暗くてボソボソ喋る死霊使いの女性。年齢は秘密だ。

名前はダイスで決めたら超普通だった。多分偽名なんだろう。

くにおの横にいるヒロインが大好きで、くにおに嫉妬をして弱みを握ろうと真っ先に秘密を暴こうとする、百合を夢見る変態淑女。

ヒロインの使用済み紙コップから水術で秘密を探ったPCに、「そのコップくれよ、あとヒロインの秘密も教えろ」と言う始末。

葛藤しそうなハンドアウトでも全く葛藤せず、最後までヒロインへの偏愛を貫いた。

他PCには「殺意」とか「侮蔑」の感情を持つ、なんかおっかない人。

 

その水術で秘密を探るPCも、なかなかに濃いキャラだった。

前述の通り、使用済み紙コップを使用して、正確にはペロペロ舐めて、水滴から秘密を探るというすごいワザを使った。

名前も、「四番」だった。プレイヤーは前回「クズ」だった人。

水術を大活躍させる、重ちーのようなイメージのキャラ。

最初は肉丸くんだったんだけど、コップペロペロで完全に方向性が変わった。

 

もう一人のPCは、主人公っぽい感じの熱血漢。

このPCがいないと、完全に話がまわらないくらい他のPC達が濃かったように思う。

くにおを純粋に応援し、ストーリーの大筋をシャンとさせる立ち回りをしてくれた。

変態ばっかりで大変そうだった。が、進んでジャンプの主人公のようなキャラクターを演じてくれたおかげで、NPC達が生き生きとしたのだ。

 

シナリオは、色々頭を使ったものの、無事ベストエンドにたどり着くことができた。

シノビガミ自体は2回目ということもあり、みんな流れがわかっていてスムーズだった。

みんなノッてるし、追加ルール買っちゃおうかな。

次回・今月末のセッションもシノビガミの予定。